自社のホームページを、もっと印象に残るデザインにしたい。写真や文字だけでなく、スクロールしたときの動きにもこだわりたい。そんなときは、実際に公開されているサイトを見ると、つくりたい雰囲気が具体的になります。
今回は、WordPressを採用した制作実績が公開されている日本のサイトを10個ご紹介します。施設、建築、製造業、飲食店、メディアなど、業種の異なる事例から、デザインの見どころと自社のサイトづくりに生かせるポイントを見ていきましょう。
※掲載内容は2026年10月12日時点の公開サイトと制作実績に基づきます。画像はスマートフォン相当の表示幅で撮影したものです。WordPressの採用情報は制作時点の公開情報であり、現在の構成や動作は改修・閲覧環境によって異なる場合があります。掲載サイトは参考事例であり、当社の制作実績ではありません。
デザインと動きが参考になる、日本のWordPressサイト10選
1. グランドパレス弘前|施設の個性を、イラストと動きで伝える

ピンクとネイビーを中心にしたイラストが、ページを開いた瞬間から独自の世界観を伝えます。「働く、遊ぶ、夢を見る。」という言葉とともに、建物や人物を描いたビジュアルが、施設への興味を引き出しています。
「遊ぶ」「泊まる」「鍛える」「働く」という目的別の案内も参考になります。複数のサービスを紹介するサイトでは、事業名だけでなく、訪問者が何をしたいかを軸に整理すると、目的の情報への入口をつくりやすくなります。
制作担当者の実績では、WordPressとGSAPによるアニメーションの採用が紹介されています。
制作の参考にしたいこと:
施設や店舗のコンセプトを、色・イラスト・動きまで一貫して表現する。
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2. Selected|大きな文字と余白で、制作会社の姿勢を見せる

大きく配置した「Selected Web Design.」の文字、細い罫線、淡い色のグラデーションが印象的なサイトです。文字そのものをビジュアルの中心に据え、シンプルな構成に個性を加えています。
制作担当者は、モダンな印象のアニメーションを実装したと説明しています。見た目の演出に加えて、サービス、制作事例、会社情報へと読み進められる構成にも注目したいところです。
制作の参考にしたいこと:
文字の大きさと余白に差をつけて、読んでほしいメッセージを明確にする。
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3. NAGAKEN/永賢組|会社の情報を、探索したくなるビジュアルに

「BUILD & TRUST」「新しいことデカデカと。」という言葉を軸に、写真や文字、事業に関する要素を組み合わせた画面が広がります。通常の縦に読むページとは違う、探索する感覚がある構成です。
画面内には拡大・縮小の操作も用意されています。情報を見せる方法自体を工夫することで、企業の姿勢やスケール感を表現している事例です。
制作担当者の実績には、下層ページのWordPress・GSAP実装が記載されています。
制作の参考にしたいこと:
事業や実績の見せ方に、会社らしい表現を取り入れる。
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4. Silver Magazine|写真を主役に、雑誌の世界観を届ける

ファッションやカルチャーを扱うSilverの公式サイトです。大きなビジュアルと少ない文字で、特集の雰囲気を伝えています。写真の力を生かすための文字の配置や、ロゴの見せ方が参考になります。
記事が増えても探しやすいように、特集やカテゴリーなどの入口が用意されています。
制作実績では、Next.jsとWordPressを組み合わせた構成が紹介されています。WordPressをコンテンツ管理に利用する事例としても見ることができます。
制作の参考にしたいこと:
写真の質と見せ方を整え、記事一覧にもブランドの世界観を持たせる。
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5. LAD|建築の写真と、端正な文字を組み合わせる

出典:LAD公式サイト
建築や暮らしに関わるLADのサイトは、建築ビジュアルに大きな英字を重ねたファーストビューが特徴です。「Life is beautiful」「Architect」「Design」という言葉が、会社の名前と考え方を結びつけています。
写真を背景として扱うだけでなく、文字と組み合わせてひとつの画面を構成しています。自社の作品や施工写真を使う場合も、どこに文字を置けば主役が伝わるかを考える参考になります。
制作の参考にしたいこと:
写真の構図と文字の配置を、別々に決めずに一緒に設計する。
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6. 真榮|落ち着いた配色に、動きで先進的な印象を加える

出典:真榮公式サイト
白を基調にした画面に、太い日本語の見出しと英字を組み合わせた企業サイトです。「次世代へと価値をつなぐ」というメッセージが、最初の画面で明確に伝わります。
背景のパターンや文字の見せ方に動きを加え、落ち着いた雰囲気の中に変化をつくっています。制作担当者も、先進的な印象を与えるためにダイナミックなアニメーションを実装したと紹介しています。
制作の参考にしたいこと:
読みやすい配色を土台にして、背景や文字の動きで印象を調整する。
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7. 早川電工|業種のイメージを広げる、大胆なブランド表現

出典:早川電工公式サイト
金色を中心とした配色、大きな英字、額縁や人物のイラストなどが目を引く電気設備工事会社のサイトです。「規格外」というキーワードを、言葉とビジュアルの両方で表現しています。
事業の説明だけでなく、採用情報や社員の紹介にも会社の個性が反映されています。専門的な業種でも、働く人や社風を前面に出すことで、印象に残るサイトをつくる参考になります。
制作の参考にしたいこと:
会社の特徴をひとつのキーワードに整理し、デザイン全体へ展開する。
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8. 美研製作所|現場の写真から、ものづくりの強みを伝える

出典:美研製作所公式サイト
職人が製品と向き合う姿を、大きく見せるファーストビューが特徴です。青を基調とした画面と実際の現場の写真が、ステンレス製品を製作する会社の仕事を伝えています。
「BIKEN QUALITY」という見出しのあとに、品質や短納期についての考え方、事業内容、設備、採用情報へとつながります。技術の説明と現場の姿を組み合わせることで、会社の強みを具体的に見せる参考になります。
制作の参考にしたいこと:
製品だけでなく、つくる人や現場の写真を使って専門性を伝える。
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9. Sushi Kakida|和の要素と、大きな英字を大胆に組み合わせる

黒と黄を中心にした配色、大きな英字、寿司のビジュアルを組み合わせた飲食店サイトです。筆文字や写真と英字が同居することで、伝統的な要素に現代的な勢いが加わっています。
店舗情報には英語と日本語が併記され、予約へのリンクも用意されています。海外からの訪問者を想定する場合は、世界観づくりと同時に、場所や予約方法をわかりやすくすることも大切です。
制作の参考にしたいこと:
和のモチーフを使いながら、文字や配色で新しい印象をつくる。
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10. PERCH|料理の写真と、柔らかな動きで店の雰囲気を伝える

出典:PERCH公式サイト
料理やスイーツの写真を大きく配置し、淡い背景色や曲線と組み合わせたカフェ・イタリアンのサイトです。訪問者が料理や店の雰囲気を想像しやすい構成になっています。
制作担当者は、葉っぱの動きやフェードインによる没入感にこだわったと紹介しています。動きの強さを店の雰囲気に合わせることで、写真と文章を自然に読み進められる演出の参考になります。
制作の参考にしたいこと:
写真、背景の形、アニメーションの雰囲気をそろえて、店らしさを伝える。
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※各スクリーンショットは2026年10月12日撮影。掲載画像・ロゴ等の権利は、各権利者に帰属します。
参考サイトを見るときに、確認したい3つのこと
1. 誰に、何を伝えるデザインなのか
大きな写真や派手な動きに目が向いたら、その表現が何を伝えているのかも考えてみましょう。
施設の楽しさ、企業の技術力、店の雰囲気など、伝えたい内容とデザインがつながっているかを見ておくと、自社に取り入れる要素を選びやすくなります。
2. 動きが、情報の理解を助けているか
スクロールに合わせて見出しが現れる、写真が切り替わる、操作に反応する。動きの種類だけでなく、どこで使われているかにも注目しましょう。
自社のサイトでは、重要な説明やボタンが見つけやすいことを優先しながら、必要な場所に演出を加えるとよいでしょう。
3. スマートフォンでも使いやすいか
パソコンとスマートフォンでは、画面の広さや操作方法が変わります。
文字の読みやすさ、メニューの開き方、予約やお問い合わせへの進みやすさを、それぞれの端末で確認してみてください。
アニメーションは静止画像だけでは伝わらないため、リンク先を実際に操作して見るのがおすすめです。
自社らしいデザインと、更新しやすい仕組みを
今回の10サイトでは、写真、イラスト、文字、配色、動きが、それぞれのブランドを伝えるために使われています。参考にしたいのは、見た目の要素に加えて「なぜその表現が合っているのか」という考え方です。
実績やお知らせを自分たちで更新したい場合は、デザインとあわせて管理画面の使い方も考えておくと、公開後の運用がスムーズになります。
つくりたい雰囲気と日々の更新内容を整理し、サイトに合った方法を選びましょう。
WordPressでの独自デザインについては、オリジナルテンプレート制作の記事でもご紹介しています。
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